AMDの省電力向けプラットフォームSocket AM1、その最初期に登場したAthlon 5350をいまさら動かしてみたって話です。

A5350


Kabiniベースの省電力デスクトップ向けAPU


 Socket AM1対応のAthlon 5350は、4つのCPUコアと128基のRadeonコア(Stream Processor)を持つAPU。

 ベースとなっているコアは「Kabini」で、CPUはJaguarアーキテクチャ、GPUにはGraphics Core Nextアーキテクチャを採用。CPUとGPUコア以外にサウスブリッジ機能までCPUに統合しており、Socket AM1プラットフォームのマザーボードには、チップセットが搭載されていません。

5350-CPUZ

5350-GPUZ


 で、そんなAthlon 5350で実行したCINEBENCH R15のスコアがこんな感じ。

5350-CINE

 シングルコア50を割ってくると、普通にウェブサイトなんかを見てても遅さを感じますね。ウェブの閲覧程度なら余裕でこなせるかというと、ちょっと厳しいかなぁーって印象です。