USB 3.1に対応するトランセンド製のUSBメモリ「TS32GJF790KPE」を買ってみました。容量は32GBで、購入時のお値段は1,450円でした。
トランセンドのTS32GJF790KPEは、TS32GJF790KのAmazonフラストレーションフリーパッケージ版。TS32GJF790KはトランセンドのJetFlash 790シリーズの32GBモデルです。
JetFlash 790 シリーズは、スライド式のコネクタを採用したキャップレス仕様のUSBメモリです。本体にはアクセスランプとして機能する青色LEDが内蔵されています。
トランセンドの製品情報では、USB 3.0対応メモリとされているJetFlash 790 シリーズですが、現在販売されているロットではUSB 3.1対応となっているようです。
買ったばかりのフレッシュな状態で、定番のストレージベンチマークテスト「CrystalDiskMark」を実行してみました。検証環境は以下の通り。
ASUS Z170-Aのバックパネルに設けられたUSBポートを使い、USB 3.1 Gen2(10Gbps)、USB 3.0(5Gbps)、USB 2.0(480Mbps)の3種類でベンチマークを実行してみました。

USB 3.1 Gen2(10Gbps)接続

USB 3.0(5Gbps)接続

USB 2.0(480Mbps)接続
USB 3.1とUSB 3.0の間には大差のない結果になりました。USB 2.0ではシーケンシャルでの読み書きが40MB/sec弱まで低下しますが、USB 3.0以上のポートであれば、メモリ自体のパフォーマンスを十分に引き出せるようです。
ではフレッシュじゃなければどの程度のパフォーマンスになるのか。容量8.5GBの動画ファイルを書き込んだ状態でベンチマークを実行してみました。ただ、面倒だったのでUSB 2.0 ポート接続時のテストは省略しました。

USB 3.1 Gen2(10Gbps)接続

USB 3.0(5Gbps)接続
なんだかUSB 3.0の方がパフォーマンスがいいですね……コントローラの違いでしょうか?
ともあれ、シーケンシャルの転送速度はだいぶ低下しています。通常版パッケージ版であるTS32GJF790Kの製品パッケージには、Read 100MB/sec、Write 25MB/secと記載されているようなので、まぁこんなものかなって感じです。
ちなみに、8.5GBのファイルを書き込んでいる時の転送速度は以下のような感じ。大部分は25MB/sec前後となっており、パッケージに記載されたパフォーマンスとほぼ一致するようです。

今回このUSBメモリを買ったのは、検証用PCのデータ回収用に使っていたUSBメモリの認識が怪しくなってきたから。
32GBを選んだ理由は、値段が安かったというのと、UEFIのバージョンによっては、アップデートやスクリーンショットの保存先にNTFSやexFATでフォーマットされたメモリが使えないこともあるからです。
ドライバやユーティリティ関連のファイルをやり取りするなら、LANでのファイル共有やオンラインストレージを使うという手もあるのですが、UEFIのアップデートやスクリーンショット記録など、USBメモリがあると便利な場面も多いんですよね。
活躍の場も減りつつあるUSBメモリですが、自作PCを嗜むのであれば、ひとつくらい持っておいて損はないでしょう。
スライド式端子を採用するキャップレスUSBメモリ
トランセンドのTS32GJF790KPEは、TS32GJF790KのAmazonフラストレーションフリーパッケージ版。TS32GJF790KはトランセンドのJetFlash 790シリーズの32GBモデルです。
JetFlash 790 シリーズは、スライド式のコネクタを採用したキャップレス仕様のUSBメモリです。本体にはアクセスランプとして機能する青色LEDが内蔵されています。
トランセンドの製品情報では、USB 3.0対応メモリとされているJetFlash 790 シリーズですが、現在販売されているロットではUSB 3.1対応となっているようです。
フレッシュな状態でのベンチマークスコア
買ったばかりのフレッシュな状態で、定番のストレージベンチマークテスト「CrystalDiskMark」を実行してみました。検証環境は以下の通り。
ASUS Z170-Aのバックパネルに設けられたUSBポートを使い、USB 3.1 Gen2(10Gbps)、USB 3.0(5Gbps)、USB 2.0(480Mbps)の3種類でベンチマークを実行してみました。

USB 3.1 Gen2(10Gbps)接続

USB 3.0(5Gbps)接続

USB 2.0(480Mbps)接続
USB 3.1とUSB 3.0の間には大差のない結果になりました。USB 2.0ではシーケンシャルでの読み書きが40MB/sec弱まで低下しますが、USB 3.0以上のポートであれば、メモリ自体のパフォーマンスを十分に引き出せるようです。
フレッシュじゃない状態でのベンチマークテスト
ではフレッシュじゃなければどの程度のパフォーマンスになるのか。容量8.5GBの動画ファイルを書き込んだ状態でベンチマークを実行してみました。ただ、面倒だったのでUSB 2.0 ポート接続時のテストは省略しました。

USB 3.1 Gen2(10Gbps)接続

USB 3.0(5Gbps)接続
なんだかUSB 3.0の方がパフォーマンスがいいですね……コントローラの違いでしょうか?
ともあれ、シーケンシャルの転送速度はだいぶ低下しています。通常版パッケージ版であるTS32GJF790Kの製品パッケージには、Read 100MB/sec、Write 25MB/secと記載されているようなので、まぁこんなものかなって感じです。
ちなみに、8.5GBのファイルを書き込んでいる時の転送速度は以下のような感じ。大部分は25MB/sec前後となっており、パッケージに記載されたパフォーマンスとほぼ一致するようです。

なんだかんだであると便利なUSBメモリ
今回このUSBメモリを買ったのは、検証用PCのデータ回収用に使っていたUSBメモリの認識が怪しくなってきたから。
32GBを選んだ理由は、値段が安かったというのと、UEFIのバージョンによっては、アップデートやスクリーンショットの保存先にNTFSやexFATでフォーマットされたメモリが使えないこともあるからです。
ドライバやユーティリティ関連のファイルをやり取りするなら、LANでのファイル共有やオンラインストレージを使うという手もあるのですが、UEFIのアップデートやスクリーンショット記録など、USBメモリがあると便利な場面も多いんですよね。
活躍の場も減りつつあるUSBメモリですが、自作PCを嗜むのであれば、ひとつくらい持っておいて損はないでしょう。
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