本日、”新しい3DMark”のAndroid版が公開され、Google Playからダウンロードが可能となっています。

 このAndroid版3DMarkのシステム要件としては、OSがAndroid 3.1以降、システムメモリが1GB以上、グラフィックス機能がOpenGL ES 2.0互換、ストレージの空き容量が300MB以上必要とされています。私が今持っているAndroid端末は全てこの要件を満たしていたので、早速インストールしてスコアを取得してみました。

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スマートフォン×1機種 + タブレット×2機種


 まぁ、手持ちのAndroid端末と言っても大して持っている訳ではなく、富士通のAndroid 4.0搭載スマートフォン『ARROWS X F-10D』、AccerのAndroid 3.2搭載タブレット『ICONIA TAB A500-10S16』と、その後継機『ICONIA TAB A700-S16S』の3機種だけです。それぞれの簡単なスペックは下記の通りです。































機種名 Processor Memory OS
富士通 F-10D NVIDIA Tegra3 AP33
(Max 1.5GHz / 4コア)
1GB 4.0.3
Acer ICONIA TAB
A700-S16S
NVIDIA Tegra3 T30S
(1.3GHz / 4コア)
1GB 4.1.1
Acer ICONIA TAB
A500-10S16
NVIDIA Tegra 2
(1.0GHz / 2コア)
1GB 3.2.1

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Ice Storm無印で比較


 さて、Android版の新しい3DMarkで実行できるテストは「Ice Storm」と「Ice Storm Extreme」の2つです。

 このうち、Extremeの方は画面解像度を1920×1080ドットで実行するようですが、今回テストした端末のうち1920×1080以上の解像度を持っているのは『ICONIA TAB A700-S16S』だけなので、公平に実行できそうな無印の方でテストを行ってみました。

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 新しいベンチマークテストでかつ、個人的に馴染みのないAndroidのベンチマークテストなのでスコア的に良いのか悪いのかよく分からないところですが、とりあえず総合スコアトップは『ICONIA TAB A700-S16S』ですね。ただし、Physics Scoreでは『ARROWS X F-10D』がトップに立っています。この辺りは最大動作クロックの差なのでしょうか?

 なお、Android版新しい3DMarkについては、4Gamer.netでもスコアが公開されています。総合スコア1万を超える端末が存在していることを考えると、私の端末が記録したスコアはそんなに高い方ではないみたいです。





Androidでも定番ベンチマークテストになる?


 さんざんPC版の3DMarkを走らせてきた人間からすると、3DMarkな感じのテストがスマートフォンで動作しているのを見ると、なんだか不思議な感じがしますね。このテストがスマートフォンのベンチマークテストとして定番ベンチになっていくのでしょうか?

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