8月1日に参加した『AMDの「APUって何?」を学ぶブロガー勉強会』で頂戴したAPUとマザーボード。これらを使って自作PCを作らなければならないということでしたので、取りあえず作ってみました。
イベントで頂戴したAPUとマザーボードは、Llano世代のデスクトップ向けAPU最上位モデル『A8-3870K』と、GIGABYTE製のAMD A75チップセット搭載マザーボード『A75M-DS2』でした。「これを使ってPCを作ってね♪」という指令も同時に頂戴していたので、どういうネタに走るか色々考えたのですが、結局いい案が思いつかなかったので、普通に作ってみることにしました。
それでは、今回APUマシンを作るにあたって用意した、CPUとマザーボード以外の主なパーツを紹介します。
●メモリ:G.SKILL F3-1866C10D-16GAB
メモリには、LlanoとA75チップセットがサポートするDDR3-1866動作対応の『G.SKILL F3-1866C10D-16GAB』を用意しました。メモリタイミングは10-11-10-30(2T)で、駆動電圧1.5Vの8GBモジュール2枚組です。
マザーボードのA75M-DS2はメモリスロットが2本しかないので、安価な4GBモジュールを使った場合、メモリ容量は最大でも8GB止まりとなってしまいます。別に8GBでもそうそう問題ないような気もするのですが、なんか物足りない気がしたので、今回は8GBモジュール2枚を用いて16GBメモリを搭載することにしました。
●SSD:CFD CSSD-S6T120NTS2Q
システム用のドライブには、『CFD CSSD-S6T120NTS2Q』を用意しました。
ブランドはCFDですが、中身は東芝製のSSDで、コントローラは非公開ながらSandForce製のコントローラをベースに東芝がカスタマイズしたものが搭載されているようです。スペック的には、SATA 3.0(6Gbps)に対応し、転送速度は最大でRead 500MB/s、Write 460MB/sとなっています。
●電源ユニット:SilverStone SST-ST75F-P
電源ユニットには、SilverStoneブランドの750W電源『SST-ST75F-P』を利用します。今回製作するPCの消費電力は、せいぜい300W電源があれば余裕で足りるレベルのものになると思われますが、価格とこれまで使ってきた上での実績、そしてフルプラグインという点からこの電源を選択しました。
●ケース:SilverStone SST-TJ08T-E
ケースは、SilverStoneブランドのMicro ATXタワーケース『SST-TJ08T-E』を利用します。このケースは、Micro ATXマザーボード対応のタワーケースの中でもコンパクトな製品で、マザーボードを180°反転させて搭載する倒立設置レイアウトを採用している他、ケース前面に搭載した180mm角の徹甲弾ファンによる強力なエアフローを備えています。
●CPUクーラー:SilverStone SST-HE01
A8-3870KにはCPUクーラーが付属しているので、別途サードパーティー製のCPUクーラーを用意する必要はないのですが、いくら課題PCとはいえ理由なくCPU付属クーラーを使っているようでは沽券にかかわるので、こちらのCPUクーラーを用意しました。
今回利用するケース『SST-TJ08T-E』はかなりCPUクーラーを選ぶケースなのですが、メモリスロット側にファンを搭載せず、さらにヒートシンクもバックパネル側へオフセットしてある『SST-HE01』は『SST-TJ08T-E』と相性の良いCPUクーラーです。ただ、今回のマザーボードはCPUソケット自体がバックパネル側に近い配置なので、『SST-HE01』でなくても問題なかったかもしれません。
今回はケース内のスペースが限られているため、予めCPUクーラーやメモリなどをマザーボードに搭載してからケースに収めていくという手順で組立を行いました。
その場合、少々問題になったのがCPUクーラーの『SST-HE01』で、これを先に取り付けてしまうとマザーボードのネジが一か所止められず、逆にこれを後からつけようとすると、スペース的な問題でファンの取り付けがきわめて困難になってしまうというものです。結局、一か所ネジ止めをあきらめる形で作業を行いましたが、今回のマザーボードと組み合わせるのであれば、他のCPUクーラーを使った方が良かったかもしれません…。
今回は時間の都合でとりあえず組み立てまでという形になりました。次回はメモリの設定やいくつかベンチマークテストを行った際の結果などを紹介できればと考えております。また、マザーボード的にちょっと不安はありますが、せっかくの倍率ロックフリーモデルなのですから、A8-3870Kのオーバークロックなんかも試していければと思います。
◆ 主要パーツの紹介 |
イベントで頂戴したAPUとマザーボードは、Llano世代のデスクトップ向けAPU最上位モデル『A8-3870K』と、GIGABYTE製のAMD A75チップセット搭載マザーボード『A75M-DS2』でした。「これを使ってPCを作ってね♪」という指令も同時に頂戴していたので、どういうネタに走るか色々考えたのですが、結局いい案が思いつかなかったので、普通に作ってみることにしました。
それでは、今回APUマシンを作るにあたって用意した、CPUとマザーボード以外の主なパーツを紹介します。
●メモリ:G.SKILL F3-1866C10D-16GAB
メモリには、LlanoとA75チップセットがサポートするDDR3-1866動作対応の『G.SKILL F3-1866C10D-16GAB』を用意しました。メモリタイミングは10-11-10-30(2T)で、駆動電圧1.5Vの8GBモジュール2枚組です。
マザーボードのA75M-DS2はメモリスロットが2本しかないので、安価な4GBモジュールを使った場合、メモリ容量は最大でも8GB止まりとなってしまいます。別に8GBでもそうそう問題ないような気もするのですが、なんか物足りない気がしたので、今回は8GBモジュール2枚を用いて16GBメモリを搭載することにしました。
●SSD:CFD CSSD-S6T120NTS2Q
システム用のドライブには、『CFD CSSD-S6T120NTS2Q』を用意しました。
ブランドはCFDですが、中身は東芝製のSSDで、コントローラは非公開ながらSandForce製のコントローラをベースに東芝がカスタマイズしたものが搭載されているようです。スペック的には、SATA 3.0(6Gbps)に対応し、転送速度は最大でRead 500MB/s、Write 460MB/sとなっています。
●電源ユニット:SilverStone SST-ST75F-P
電源ユニットには、SilverStoneブランドの750W電源『SST-ST75F-P』を利用します。今回製作するPCの消費電力は、せいぜい300W電源があれば余裕で足りるレベルのものになると思われますが、価格とこれまで使ってきた上での実績、そしてフルプラグインという点からこの電源を選択しました。
●ケース:SilverStone SST-TJ08T-E
ケースは、SilverStoneブランドのMicro ATXタワーケース『SST-TJ08T-E』を利用します。このケースは、Micro ATXマザーボード対応のタワーケースの中でもコンパクトな製品で、マザーボードを180°反転させて搭載する倒立設置レイアウトを採用している他、ケース前面に搭載した180mm角の徹甲弾ファンによる強力なエアフローを備えています。
●CPUクーラー:SilverStone SST-HE01
A8-3870KにはCPUクーラーが付属しているので、別途サードパーティー製のCPUクーラーを用意する必要はないのですが、いくら課題PCとはいえ理由なくCPU付属クーラーを使っているようでは沽券にかかわるので、こちらのCPUクーラーを用意しました。
今回利用するケース『SST-TJ08T-E』はかなりCPUクーラーを選ぶケースなのですが、メモリスロット側にファンを搭載せず、さらにヒートシンクもバックパネル側へオフセットしてある『SST-HE01』は『SST-TJ08T-E』と相性の良いCPUクーラーです。ただ、今回のマザーボードはCPUソケット自体がバックパネル側に近い配置なので、『SST-HE01』でなくても問題なかったかもしれません。
◆ 組み立て |
今回はケース内のスペースが限られているため、予めCPUクーラーやメモリなどをマザーボードに搭載してからケースに収めていくという手順で組立を行いました。
その場合、少々問題になったのがCPUクーラーの『SST-HE01』で、これを先に取り付けてしまうとマザーボードのネジが一か所止められず、逆にこれを後からつけようとすると、スペース的な問題でファンの取り付けがきわめて困難になってしまうというものです。結局、一か所ネジ止めをあきらめる形で作業を行いましたが、今回のマザーボードと組み合わせるのであれば、他のCPUクーラーを使った方が良かったかもしれません…。
今回は時間の都合でとりあえず組み立てまでという形になりました。次回はメモリの設定やいくつかベンチマークテストを行った際の結果などを紹介できればと考えております。また、マザーボード的にちょっと不安はありますが、せっかくの倍率ロックフリーモデルなのですから、A8-3870Kのオーバークロックなんかも試していければと思います。
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