Thermalrightが2011年に投入したファン付き廉価版CPUクーラーの第3弾、『true spirit 140』を入手してみました。『TR true spirit』は持っているので、これであと買っていないのは『HR-02 Macho』だけですね。
『true spirit 140』は、Thermalrightが2009年に発売したハイエンドCPUクーラー『Archon』をベースにした製品で、対応ソケットは、IntelのLGA 775/1155(1156)/1366と、AMD Socket AM2/AM3系およびFM1となっています。
140mmファン向けに設計された薄型の放熱部が特徴的なヒートシンクで、6mm径のヒートパイプを6本備えています。ベース部とヒートパイプの接続部はパイプを潰さず、ろう付けで仕上げるという丁寧な仕上げですが、放熱フィンとヒートパイプのろう付けは省略され、本体全体もメッキを施さない仕上げとなっています。
また、リテンションとベースユニットは『TR true spirit』や『HR-02 Macho』と同じ新タイプのもの採用しており、従来のThermalright製CPUクーラーとはリテンションの互換性がありません。標準ファンとして、Thermalrightオリジナルの140mm径ファン『TR-TY140』が同梱されています。ファンクリップは120/140mm両対応のクリップが2セット分同梱されており、25mm厚の120/140mmファンの増設や交換が可能です。
ヒートシンクの仕上げとしては『TR true spirit』と同じような感じで、全体へのめっきが施されていないヒートシンク本体は、ThermalrightブランドのCPUクーラーとしては安っぽい感じがします。ただ、6mm径ヒートパイプ4本というミドルレンジ仕様の『TR true spirit』に対し、こちらは6mm径6本というハイエンド級のスペックなので、冷却性能はそこそこ期待できるかもしれません。
価格的には5,000円を切る程度で購入可能な製品なので、これでパフォーマンスが伴うのであれば、かなりコストパフォーマンスの良い製品と言えるかもしれません。ただ、ヒートシンク本体の高さが通常版T-Shooterと同じ170mmと高いので、ケースに収める際は注意が必要そうです。
◆ 6mm径ヒートパイプ6本搭載の薄型ヒートシンク |
『true spirit 140』は、Thermalrightが2009年に発売したハイエンドCPUクーラー『Archon』をベースにした製品で、対応ソケットは、IntelのLGA 775/1155(1156)/1366と、AMD Socket AM2/AM3系およびFM1となっています。
140mmファン向けに設計された薄型の放熱部が特徴的なヒートシンクで、6mm径のヒートパイプを6本備えています。ベース部とヒートパイプの接続部はパイプを潰さず、ろう付けで仕上げるという丁寧な仕上げですが、放熱フィンとヒートパイプのろう付けは省略され、本体全体もメッキを施さない仕上げとなっています。
また、リテンションとベースユニットは『TR true spirit』や『HR-02 Macho』と同じ新タイプのもの採用しており、従来のThermalright製CPUクーラーとはリテンションの互換性がありません。標準ファンとして、Thermalrightオリジナルの140mm径ファン『TR-TY140』が同梱されています。ファンクリップは120/140mm両対応のクリップが2セット分同梱されており、25mm厚の120/140mmファンの増設や交換が可能です。
ヒートシンクの仕上げとしては『TR true spirit』と同じような感じで、全体へのめっきが施されていないヒートシンク本体は、ThermalrightブランドのCPUクーラーとしては安っぽい感じがします。ただ、6mm径ヒートパイプ4本というミドルレンジ仕様の『TR true spirit』に対し、こちらは6mm径6本というハイエンド級のスペックなので、冷却性能はそこそこ期待できるかもしれません。
価格的には5,000円を切る程度で購入可能な製品なので、これでパフォーマンスが伴うのであれば、かなりコストパフォーマンスの良い製品と言えるかもしれません。ただ、ヒートシンク本体の高さが通常版T-Shooterと同じ170mmと高いので、ケースに収める際は注意が必要そうです。
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