HGSTの1プラッタ1TB HDDを6台まとめ買いしたので、その検証用にとサンワサプライの電力計『ワットモニター(TAP-TST8)』を購入しました。

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◆ 100Wまでなら0.1W単位で消費電力を表示可能!

 自作PCで省電力というキーワードが流行った頃、PCの電力を測定する電力計として『ワットチェッカー(TAP-TST5)』が多く用いられていましたが、これはその簡易版にあたる製品です。

 ワットチェッカーが備えていた「電圧(V)」「電流(A)」「力率(%)」「周波数(Hz)」「皮相電力(VA)」の測定機能が省略されており、測定可能なのは「消費電力(W)」「積算電力量(kWh)」「積算時間(hour)」「電力料金(円)」「二酸化炭素量(kg)」の5種類です。このうち、電力料金と二酸化炭素量については、ワットチェッカーでは測定できなかった数値なので、単純に機能を削減した簡易版というわけでもありません。

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 消費電力表示については、消費電力が100W未満の場合には小数第一位までの測定が可能となっています。ワットチェッカーを2台持っているにも関わらず、わざわざHDDの検証用にワットモニターを購入したのは、これが一番の理由です。

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 ワットモニターの実売価格は3,000〜4,000円程度で、ワットチェッカーと比べ安く入手できるというのも魅力ですね。ワットチェッカー同様、測定項目には精度が定められている測定器なので、ワットメーター付きのOAタップなどよりは、正確な消費電力を測ることができます。ある程度信頼できるデータがほしい場合にはちょうどいい測定器ですね。

 結局、当初の目的だったHDDの検証は、HGSTのHDDを先にメインPCに組み込んでしまったためやらず仕舞いとなってしまいましたが、今後の検証に役立てていきたいと思います。



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