Llanoでいろいろ試してみていますが、AMDの進化が垣間見られる楽しいプラットフォームですね。個人的にはメモリコントローラがだいぶ良くなったように感じています。

マザー側の良し悪しもあるとはいえ、Phenom II環境でDDR3-2000超えのハイクロックメモリを動かすのは難しかったと記憶していますが、Llanoの場合は意外なほどあっさり動作します。(メモリ倍率はDDR3-1866までとなっているので、それ以上を狙うにはBCLKを上げる必要があります。)

2400

 メモリ側の耐性不足か調整不足で、このクロックでベンチを廻すことは出来ませんでしたが、ちゃんとDDR3-2400で動作するメモリを用意すれば廻せそうな手応えです。

あとで記事にまとめるつもりですが、iGPUとメモリを共有している状態でありながら、SandraのMemory Bandwidthでそこそこ良い数字を出しますし、メモリクロックが上げればiGPUの3D性能に大きく反映されます。Llano環境はハイクロックメモリで動かすメリットの大きいプラットフォームかもしれませんね。

 まぁ、GB単価の高いハイクロックメモリと組み合わせることで性能が向上する反面、Llano + A75マザーの魅力である安さが薄れてしまう訳なので、とにかく速いメモリを組み合わせることが最適とは言いがたいプラットフォームでもありますけど。




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