改造版T-Shooterを使った極冷OC実験・第一回目の結果です。マザーが借り物の『Pentium G6950』に、エタノール漏洩するかもしれない『T-Shooter Mod Extreme』を使うわけにはいかないので、手持ちの『Core 2 Extreme QX9650』と『LP UT P35-T2R』を使って5.0GHzにチャレンジしました。

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◆ あっさり5.0GHzを達成!

 空冷では4.4GHzで3DMark06が完走する程度の耐性を見せていたうちの『QX9650』は、ドライアイス+エタノールを投入して冷却を行ったところ、非常にあっさり目標の5.0GHz+Super PI 1M完走を達成してくれました。私は氷点下の温度を測れる温度計をもっていませんが、DFI『LP UT P35-T2R』のBIOSによると、CPUコア温度は−50〜−60℃付近まで下がっていたようです。

5005MHz

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 その後、ダラダラとOCを続けた結果、最終的には「約5.15GHzでSuper PI 1Mを完走」+「約5.3GHzでCPU-Zのバリデーション取得」というところまで記録を伸ばすことが出来ました。

5148
▲ 5.148GHzでSuper PI 1M完走!

5300MHz
▲ 5.3GHzでCPU-Zのバリデーションを取得!





◆ まとめ 〜 ここまでうまくいくとは… 〜

 正直、ここまでうまく行くとは思っていませんでした。むしろ、エタノールが漏洩して大惨事に…って気がしていたので、あっさり目標を達成した上5.15GHzでSuper PI 1Mを完走させられるなどとは驚きです。心残りなのは、マザーボードのPCI Express x16スロットが『Chrome 430 GT』以外を受付ないという奇病を発症していたことですね。これさえなければ3DMarkにもチャレンジできたのですが…。

『T-Shooter Mod Extreme』に関しては、取り外したあとチェックした感じではエタノール漏洩はなかったようなので、予定通り『Pentium G6950』の5GHzにも挑戦したいと思っています。 …これは空冷最高峰の『Megahalems』や『NH-D14』には出来ないことですよね。こんな事のできる『T-Shooter』はすごい製品であります。いまならこれがソフマップでごs(ry


 あ、そうそう、実はこの極冷OC実験、スティッカムで配信しておりました。ガチガチに冷えている『T-Shooter』をミテルダケのツマラナイ配信ですが、本日午前5時〜7時くらいにも『G6950』のOCを配信するつもりですので、朝の貴重な時間を捨ててまで『T-Shooter』に興味のある方は是非どうぞ。(ドライアイスが残っていれば夕方にもやる予定です。そのへんはTwitterで…)

Stickam:http://www.stickam.jp/profile/materialistica




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