最近秋葉原のPCショップでも取り扱い店が増えている新東電器製のワットメーター付きテーブルタップ『JH-M505TP』を購入してみました。

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◆ 電力計は消費電力表示にのみ対応

 『JH-M505TP』は、デジタル表示の消費電力計を備えたテーブルタップです。テーブルタップとしては、個別スイッチによって電源供給のON/OFFを操作する事の出来るコンセントが3口と、個別スイッチが用意されていない代わりに、コンセント間の間隔が広めにとられているACアダプタ用コンセントが2口の計5口のコンセントを備えています。

 『JH-M505TP』最大の特徴である電力計は本体中心付近に備えられており、その側面には供給電力が許容電力を超えた場合に発報するブザーが用意されています。電力計の表示は消費電力(W)のみとなっており、電流値や力率などの表示には対応していません。

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仕様




◆ 電力計の精度をワットチェッカーと比較

 このブログの検証で消費電力を測定するツールといえば、計測技術研究所の『ワットチェッカー (2000MS1)』を利用してきました。これはサンワサプライが発売している『ワットチェッカー (TAP-TST5)』と同等品で、製品仕様上で測定範囲と測定誤差が定められている測定機器です。

 対して『JH-M505TP』は、あくまでも電力計つきのテーブルタップであり、製品の仕様上でも電力計の測定誤差については定められていません。つまり、表示される消費電力の正確性や製品ごとのバラツキについて保証されていないので、『JH-M505TP』の表示値はあくまで大体の消費電力として参考にする程度のものとして見ることになります。

 以上を踏まえた上で、『JH-M505TP』の電力計が実際にどの程度の精度で消費電力を表示しているのかを確かめる為、テストPCとPS2の電源を『JH-M505TP』と『ワットチェッカー』に接続した際に表示された消費電力を比較してみました。

テストPC構成

消費電力表示


 比較してみると、『JH-M505TP』の消費電力表示はテストPC接続時でワットチェッカーの8〜9割となっており、ワットチェッカーの測定結果とは単純に比較出来ない程度の差が付いています。また、接続機器の消費電力によって、ワットチェッカーとの測定誤差が数%から数十%変動している点にも注意が必要です。

 前述の通り『JH-M505TP』は測定精度に関する仕様が公開されていないので、どの程度個体差があるかは分かりませんが、私が『JH-M505TP』を購入した店舗で行われていたデモでも、ワットチェッカーの表示値より10%程度低い値を表示していたので、実際の消費電力よりも1〜2割程低い値を表示する傾向があるのかもしれません。




◆ まとめ 〜 精度はイマイチでも目安表示と割り切れば十分 〜

 ワットチェッカーと比較すると、『JH-M505TP』の電力計はいささ精度に欠けるように見えますが、そもそもテーブルタップのオマケ機能である『JH-M505TP』の電力計に精度を求めるのはお門違いと言えます。「テーブルタップに接続された機器の大体の消費電力を表示出来る」というだけで十分価値のある機能と言えると思います。

 接続機器の消費電力によって測定誤差が変動するので、それなりに本腰を入れて消費電力比較をしたい場合ワットチェッカーを購入される事をお勧めしますが、普通はそこまでやる必要はないでしょう。とりあえず、このブログでは今後、消費電力測定結果を紹介する時は利用した測定機器を明示した方が良さそうですね。




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