先日のCore 2 Duoの深夜販売に参加した際、自作PCに初挑戦した知人(先輩)から「瀬文茶の為に買っておいたぜ!検証ヨロシク」と手渡されたベンチマークソフト「H@TWUNEBENCH (はとぅねベンチ)」の検証を行ってみました。
◆ H@TWUNEBENCH (はとぅねベンチ)の概要
「H@TWUNEBENCH (はとぅねベンチ)」は、個人サークル"Fake Far"のFarSeer氏が開発したWindows 2000/XP用の3Dベンチマークソフトで、内容はプログラムに合わせて踊る"はとぅねみく"を1秒間に何回描画できているかをリアルタイムに表示(単位は"みく")するというものです。
このベンチマークソフトの特色としては、スクリプトを編集することでシーン編集が可能であることと、"はとぅねみく"の人数を1〜100までの間で自由に変更出来る事などが挙げられます。なお、今回の検証では最新のパッチ[1.02]適用版「H@TWUNEBENCH (はとぅねベンチ)」を利用しています。
◆ テスト環境&利用アプリケーション
ベンチマークソフトの簡単な紹介が終わったところでテスト環境の紹介に移ります。今回「H@TWUNEBENCH (はとぅねベンチ)」の検証に利用したのは『Core 2 Extreme QX9650』+『GA-P35-DS3R』の2008年版検証用PCと、「GeForce 8800 GT 512MB」「Radeon HD 3850 512MB OC」「Radeon HD 2600 XT GDDR4」のビデオカード3枚です。
また、今回検証を行う「H@TWUNEBENCH (はとぅねベンチ)」がfpsのリアルタイム表示にしか対応していない為、HDBENCH.NETで試用版が公開されているFPS測定&動画保存ソフト「DxRec」を使ってベンチマーク開始後約2分間(1ループ)の平均fpsを測定した結果をグラフ化しました。
なお、今回用意した検証環境は「H@TWUNEBENCH (はとぅねベンチ)」が公式にサポートしていないWindows Vista環境となっています。検証中特に異常は見られませんでしたが、Windows 2000/XP環境とは結果が異なる可能性がある事をご了承ください。
◆ ビデオカード毎のスコア比較
まずは搭載ビデオカードによってどの程度のスコア差が生じるのかを検証してみました。検証には今回用意した3枚のビデオカードに加え、「GeForce 8800 GT 512MB」をオーバークロック(コア700MHz/SP 1800MHz/MEM 2000MHz)した際のスコアも比較しました。
また、このテストでは可能な限りCPUがボトルネックにならないように、Core 2 Extreme QX9650を4.00GHz(400MHz×10)動作に設定しています。

検証結果は上記のグラフを見ていただければお分かり頂けるように「GeForce 8800 GT 512MB」が「Radeon HD 3850 512MB」を圧倒しています。
別の環境で測定した3DMark06のスコアは「GeForce 8800 GT 512MB」が12300で「Radeon HD 3850 512MB」10960と約12%のスコア差だったので、「H@TWUNEBENCH (はとぅねベンチ)」はGeForce 8800 GTの方が随分優位になっているといえます。データが少なすぎるので確実な事は言えませんが、GeForce系GPUの方が高いスコアを出せる可能性は高そうです。
ちなみに、「GeForce 8800 GT」のデフォルト設定とOC時のスコア差からテストの傾向を見てみると、20人の"はとぅねみく"を描画するところまでは約13%のスコア差が維持されていますが、100人の"はとぅねみく"を描画するとスコア差はなくなっています。(スコア差が維持されていればOC時のスコアは約34fps)

◆ CPUクロック毎のスコア比較
「GeForce 8800 GT」のOC時/定格時のパフォーマンストレンドグラフで「20人+アンチエイリアシング 4x」まではGPUの性能差分のスコア差が維持されていることがわかりましたので、続いてCPUの動作クロックがスコアにどの程度影響するのかを見ていきたいと思います。
なお、今回の検証ではQX9650をオーバー&アンダークロックして1.6GHz〜4.0GHzまで5種類のクロック設定でベンチマークを行いました。各種クロックの設定については以下の表をご覧ください。

テスト結果を見てみると、"はとぅねみく"の表示人数が1人の時は1.6GHzのスコアが若干低めになっている他は各動作クロックでは誤差レベルの差しか生じていません。ところが、「20人+アンチエイリアシング 4x」および「100人+アンチエイリアシング 4x」になるとCPU動作クロック差がスコア差に顕著に表れています。
この結果から、"はとぅねみく"の表示数を増やすとGPUの処理能力以上にCPUの処理能力が重要になってくるという事がわかります。今回のテストでは20人のはとぅねみくを表示した時点で、『Core 2 Extreme QX9770』相当の3.2GHzにOCしたQX9650が「GeForce 8800 GT」の足を引っ張っていると言えますね。
◆ CPUコア数毎のスコア比較
最後にCPUコア数によりどの程度の差が生じてくるか検証してみました。検証方法としては、タスクマネージャーの「プロセッサの関係(関係の設定)」を使って利用するコア数を指定、1〜4までの各コア数におけるベンチマークスコアを測定しました。
なお、このテストでは「1人+アンチエイリアシング 8x」の設定を省略した他、4スレッド時以外は「H@TWUNEBENCH (はとぅねベンチ)」と「DxRec」が別スレッドで動作するように設定してあります。(CPUの動作クロックは4.00GHzです)

検証の結果、2コアでベンチマークを実行した際のスコアが最も高く、ほぼ誤差レベルのスコア差で3コア時と4コア時が続き、1コア時のみスコアが低くなるという結果になりました。この結果から、「H@TWUNEBENCH (はとぅねベンチ)」はCPUのコア数は2コアまでのマルチスレッドには対応していると思われます。
◆ ベンチマークテストとしての「H@TWUNEBENCH (はとぅねベンチ)」
今回それほど多くの環境・設定で検証していないため一部断言出来ない部分もありますが、今回のテスト結果からビデオカードの比較に「H@TWUNEBENCH (はとぅねベンチ)」を利用する場合はCPUのコア数・クロック数が影響しづらい1人表示で行い、CPUの比較を行う場合には"はとぅねみく"の表示人数を増やしていく事が有効だと思われます。
また、"出来る限り高クロックのデュアルコアCPU"と"ミドルハイクラス以上のNVIDIA製GPU搭載ビデオカード"を導入する事で、より多くの"はとぅねみく"を表示させつつ快適に動作させる事が出来るかと思います。ハイエンドPCをお持ちの方にはぜひ、「100人+アンチエイリアシング 4x」設定で60fps以上にチャレンジして頂きたいですね。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
…と、こんなところで如何でしょうか知人(先輩)さま。まさかQX9650環境のブログ初掲載ベンチマークテストが「H@TWUNEBENCH (はとぅねベンチ)」になるとは夢にも思いませんでしたが、「DxRec」を使ったベンチマークは今回が初めてだったのでいい経験になったと言えばそうかもしれないです。なにより、ネタの為に自腹を切っていただきありがとうございました。
「H@TWUNEBENCH (はとぅねベンチ)」は、個人サークル"Fake Far"のFarSeer氏が開発したWindows 2000/XP用の3Dベンチマークソフトで、内容はプログラムに合わせて踊る"はとぅねみく"を1秒間に何回描画できているかをリアルタイムに表示(単位は"みく")するというものです。
このベンチマークソフトの特色としては、スクリプトを編集することでシーン編集が可能であることと、"はとぅねみく"の人数を1〜100までの間で自由に変更出来る事などが挙げられます。なお、今回の検証では最新のパッチ[1.02]適用版「H@TWUNEBENCH (はとぅねベンチ)」を利用しています。
◆ テスト環境&利用アプリケーション
ベンチマークソフトの簡単な紹介が終わったところでテスト環境の紹介に移ります。今回「H@TWUNEBENCH (はとぅねベンチ)」の検証に利用したのは『Core 2 Extreme QX9650』+『GA-P35-DS3R』の2008年版検証用PCと、「GeForce 8800 GT 512MB」「Radeon HD 3850 512MB OC」「Radeon HD 2600 XT GDDR4」のビデオカード3枚です。
また、今回検証を行う「H@TWUNEBENCH (はとぅねベンチ)」がfpsのリアルタイム表示にしか対応していない為、HDBENCH.NETで試用版が公開されているFPS測定&動画保存ソフト「DxRec」を使ってベンチマーク開始後約2分間(1ループ)の平均fpsを測定した結果をグラフ化しました。
| テスト環境 | |
| CPU | ・Core 2 Extreme QX9650 (3.0GHz/L2 6MB×2) |
| M/B | ・GIGABYTE 『GA-P35-DS3R(Rev2.1)』 |
| MEM | ・DDR2-800 4096MB (2GB×2) |
| HDD | ・HGST「Deskstar 7K160」 |
| PSU | ・恵安 『GAIA 1100W』 |
| OS | ・Windows Vista Ultimate 32bit |
| Driver | ・NVIDIA 「Forceware 169.25 Beta」 ・AMD-ATI 「ATI Catalyst 7.12」 |
| 検証を行ったビデオカード | ||||
| GPU | コア | メモリ | Streaming Processor | 価格 |
| 8800 GT | 600MHz | GDDR3-1800 512MB-256bit | 112基 | [最安値比較] |
| HD 3850 | 720MHz | GDDR3-1800 512MB-256bit | 320基 | [最安値比較] |
| HD 2600 XT [GDDR4] | 800MHz | GDDR4-2200 256MB-128bit | 120基 | [最安値比較] |
なお、今回用意した検証環境は「H@TWUNEBENCH (はとぅねベンチ)」が公式にサポートしていないWindows Vista環境となっています。検証中特に異常は見られませんでしたが、Windows 2000/XP環境とは結果が異なる可能性がある事をご了承ください。
◆ ビデオカード毎のスコア比較
まずは搭載ビデオカードによってどの程度のスコア差が生じるのかを検証してみました。検証には今回用意した3枚のビデオカードに加え、「GeForce 8800 GT 512MB」をオーバークロック(コア700MHz/SP 1800MHz/MEM 2000MHz)した際のスコアも比較しました。
また、このテストでは可能な限りCPUがボトルネックにならないように、Core 2 Extreme QX9650を4.00GHz(400MHz×10)動作に設定しています。

検証結果は上記のグラフを見ていただければお分かり頂けるように「GeForce 8800 GT 512MB」が「Radeon HD 3850 512MB」を圧倒しています。
別の環境で測定した3DMark06のスコアは「GeForce 8800 GT 512MB」が12300で「Radeon HD 3850 512MB」10960と約12%のスコア差だったので、「H@TWUNEBENCH (はとぅねベンチ)」はGeForce 8800 GTの方が随分優位になっているといえます。データが少なすぎるので確実な事は言えませんが、GeForce系GPUの方が高いスコアを出せる可能性は高そうです。
ちなみに、「GeForce 8800 GT」のデフォルト設定とOC時のスコア差からテストの傾向を見てみると、20人の"はとぅねみく"を描画するところまでは約13%のスコア差が維持されていますが、100人の"はとぅねみく"を描画するとスコア差はなくなっています。(スコア差が維持されていればOC時のスコアは約34fps)

◆ CPUクロック毎のスコア比較
「GeForce 8800 GT」のOC時/定格時のパフォーマンストレンドグラフで「20人+アンチエイリアシング 4x」まではGPUの性能差分のスコア差が維持されていることがわかりましたので、続いてCPUの動作クロックがスコアにどの程度影響するのかを見ていきたいと思います。
なお、今回の検証ではQX9650をオーバー&アンダークロックして1.6GHz〜4.0GHzまで5種類のクロック設定でベンチマークを行いました。各種クロックの設定については以下の表をご覧ください。
| 検証時のCPUクロック設定 | |||||
| 動作クロック | 1.60GHz | 2.20GHz | 2.66GHz | 3.20GHz | 4.00GHz |
| FSB | 1066MHz [266MHz] | 1468MHz [367MHz] | 1333MHz [333MHz] | 1600MHz [400MHz] | 1600MHz [400MHz] |
| 倍率 | 6倍 | 6倍 | 8倍 | 9倍 | 10倍 |
| MEM | 800MHz | 734MHz | 800MHz | 800MHz | 800MHz |
| Vcore (BIOS) | Normal [1.250V] | Normal [1.250V] | Normal [1.250V] | Normal [1.250V] | 1.525V |

テスト結果を見てみると、"はとぅねみく"の表示人数が1人の時は1.6GHzのスコアが若干低めになっている他は各動作クロックでは誤差レベルの差しか生じていません。ところが、「20人+アンチエイリアシング 4x」および「100人+アンチエイリアシング 4x」になるとCPU動作クロック差がスコア差に顕著に表れています。
この結果から、"はとぅねみく"の表示数を増やすとGPUの処理能力以上にCPUの処理能力が重要になってくるという事がわかります。今回のテストでは20人のはとぅねみくを表示した時点で、『Core 2 Extreme QX9770』相当の3.2GHzにOCしたQX9650が「GeForce 8800 GT」の足を引っ張っていると言えますね。
◆ CPUコア数毎のスコア比較
最後にCPUコア数によりどの程度の差が生じてくるか検証してみました。検証方法としては、タスクマネージャーの「プロセッサの関係(関係の設定)」を使って利用するコア数を指定、1〜4までの各コア数におけるベンチマークスコアを測定しました。
なお、このテストでは「1人+アンチエイリアシング 8x」の設定を省略した他、4スレッド時以外は「H@TWUNEBENCH (はとぅねベンチ)」と「DxRec」が別スレッドで動作するように設定してあります。(CPUの動作クロックは4.00GHzです)

検証の結果、2コアでベンチマークを実行した際のスコアが最も高く、ほぼ誤差レベルのスコア差で3コア時と4コア時が続き、1コア時のみスコアが低くなるという結果になりました。この結果から、「H@TWUNEBENCH (はとぅねベンチ)」はCPUのコア数は2コアまでのマルチスレッドには対応していると思われます。
◆ ベンチマークテストとしての「H@TWUNEBENCH (はとぅねベンチ)」
今回それほど多くの環境・設定で検証していないため一部断言出来ない部分もありますが、今回のテスト結果からビデオカードの比較に「H@TWUNEBENCH (はとぅねベンチ)」を利用する場合はCPUのコア数・クロック数が影響しづらい1人表示で行い、CPUの比較を行う場合には"はとぅねみく"の表示人数を増やしていく事が有効だと思われます。
また、"出来る限り高クロックのデュアルコアCPU"と"ミドルハイクラス以上のNVIDIA製GPU搭載ビデオカード"を導入する事で、より多くの"はとぅねみく"を表示させつつ快適に動作させる事が出来るかと思います。ハイエンドPCをお持ちの方にはぜひ、「100人+アンチエイリアシング 4x」設定で60fps以上にチャレンジして頂きたいですね。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
…と、こんなところで如何でしょうか知人(先輩)さま。まさかQX9650環境のブログ初掲載ベンチマークテストが「H@TWUNEBENCH (はとぅねベンチ)」になるとは夢にも思いませんでしたが、「DxRec」を使ったベンチマークは今回が初めてだったのでいい経験になったと言えばそうかもしれないです。なにより、ネタの為に自腹を切っていただきありがとうございました。





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