PCでゲームを遊ぼうっていうのなら、ビデオカードのVRAMは4GB以上欲しいかなーって話です。

MEMORY USE2


2GBではフルHDでもVRAMが不足しつつある昨今のゲーム


 最近登場しているNVIDIAとAMDの新世代GPUには、VRAMとして4GB〜8GBのGDDR5X/GDDR5メモリが搭載されています。

VRAM1

 ひと昔前の感覚で言えばやたらに大容量に思えるこのVRAM容量ですが、最近のゲームタイトルでは高解像度のテクスチャを用いたりする関係で、必要なVRAMの容量はかなり大きくなっています。

 例えば、PC版ダークソウル3を1,920×1,080ドットの画面解像度で最高の描画品質に設定すると、プレイ中は約2.7GB程度のVRAMを使用しています。

ダクソ3

 VRAM容量とGPUの性能はある程度つり合いが取れる組み合わせとなっており、VRAMが不足するような描画設定では、GPU側の性能も足りないため、仮により大容量のVRAMを搭載していたとしても、快適な動作が得られる訳ではありませんでした。

 しかし、最近はゲームが必要とするVRAM容量が増加しており、従来の水準ではGPU性能に対して必要十分だったVRAM容量でも不足してしまう場合があります。VRAMが不足すると、画面のカクツキが頻発してプレイ感が大きく損なわれます。

 これからゲームを楽しむ目的でビデオカードの購入を検討されているなら、少なくとも4GB、余裕をみて6〜8GBのモデルを選びたいところです。