東芝製SSD『HG5d』の採用で注目を集めている、CFD「S6TNHG5Q シリーズ」の128GBモデル『CSSD-S6T128NHG5Q』を買ってみました。

CFDの『CSSD-S6T128NHG5Q』は、東芝製SSD「HG5d」シリーズの128GB SSDをCFDブランドの製品として発売したもので、シーケンシャルリード 530MB/s、シーケンシャルライト 490MB/sを謳う、SATA 6Gbps対応2.5インチ/7mm厚SSDです。
「S6TNHG5Q シリーズ」としては、コントローラチップは非公開、NANDフラッシュはMLCチップであること以外不明ですが、『HG5d』はNANDフラッシュについて、19nm世代のMLC NANDフラッシュを利用しているとされているため、『HG5d』採用を謳う「S6TNHG5Q シリーズ」も同じものが採用されていると思われます。
実際に分解してみたところ、コントローラチップにはTOSHIBAとMarvellの名が刻印された『TC58NC5HA9CST』が採用されており、フラッシュメモリにはTOSHIBA印の『TH58TEG8CDJBASC』を搭載していました。Marvellコントローラベースのカスタマイズチップであるとも言われる『HG5d』のコントローラですが、チップの刻印を見る限り、少なくとMarvellが関わっていることは間違い無さそうですね。
スクリーンショットだけですが、「CrystalDiskInfo v5.6.0」と「CrystalDiskMark 3.0.2f」の実行結果を紹介します。
テストデータの種類によってパフォーマンスが大きく低下していない点と、容量128GBのSSDとしては高速なシーケンシャルライトがポイントですね。速度低下については常用してみないと分かりませんが、初期状態でのパフォーマンスは、SATA 6Gbps対応SSDの中でもかなり優秀と言えるのではないでしょうか。
円安の影響によってSSDの価格がぐんぐん高騰している中にあって、この『CSSD-S6T128NHG5Q』は11,000〜12,000円前後と、1GBあたり100円を切る比較的安価な価格で販売されています。より容量の大きな256GBや512GBも容量の割には安い価格で販売されているので、これからSSDを購入するのであれば、「S6TNHG5Q シリーズ」は有力な選択肢となりそうです。

コントローラにはMarvellの刻印入り
CFDの『CSSD-S6T128NHG5Q』は、東芝製SSD「HG5d」シリーズの128GB SSDをCFDブランドの製品として発売したもので、シーケンシャルリード 530MB/s、シーケンシャルライト 490MB/sを謳う、SATA 6Gbps対応2.5インチ/7mm厚SSDです。
「S6TNHG5Q シリーズ」としては、コントローラチップは非公開、NANDフラッシュはMLCチップであること以外不明ですが、『HG5d』はNANDフラッシュについて、19nm世代のMLC NANDフラッシュを利用しているとされているため、『HG5d』採用を謳う「S6TNHG5Q シリーズ」も同じものが採用されていると思われます。
実際に分解してみたところ、コントローラチップにはTOSHIBAとMarvellの名が刻印された『TC58NC5HA9CST』が採用されており、フラッシュメモリにはTOSHIBA印の『TH58TEG8CDJBASC』を搭載していました。Marvellコントローラベースのカスタマイズチップであるとも言われる『HG5d』のコントローラですが、チップの刻印を見る限り、少なくとMarvellが関わっていることは間違い無さそうですね。
CrystalDiskInfo / CrystalDiskMark
スクリーンショットだけですが、「CrystalDiskInfo v5.6.0」と「CrystalDiskMark 3.0.2f」の実行結果を紹介します。
テスト環境 | |
---|---|
CPU | Intel Core i7-3770K |
マザーボード | ASUS P8Z77-V (UEFI ver:1908) |
メモリ | DDR3-1600 4GB×4 CL9 |
ビデオカード | Intel HD Graphics 4000 |
電源ユニット | SilverStone SST-ST75F-P |
OS | Windows 8 Pro 64bit |
テストデータの種類によってパフォーマンスが大きく低下していない点と、容量128GBのSSDとしては高速なシーケンシャルライトがポイントですね。速度低下については常用してみないと分かりませんが、初期状態でのパフォーマンスは、SATA 6Gbps対応SSDの中でもかなり優秀と言えるのではないでしょうか。
円安の影響によってSSDの価格がぐんぐん高騰している中にあって、この『CSSD-S6T128NHG5Q』は11,000〜12,000円前後と、1GBあたり100円を切る比較的安価な価格で販売されています。より容量の大きな256GBや512GBも容量の割には安い価格で販売されているので、これからSSDを購入するのであれば、「S6TNHG5Q シリーズ」は有力な選択肢となりそうです。
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