日本ではコストパフォーマンスの高いCPUクーラーをリリースしてるメーカーとして知られるサイズから、新型CPUクーラー2製品が、4月下旬に発売されることが明らかになりました。
発売となるのは、サイドフロー型CPUクーラー「無限シリーズ」の最新モデルとなる『無限4』と、ネタCPUクーラーからトップフロー型CPUクーラーの上級製品へと躍進を遂げた鎌クロスシリーズの最新モデル『グランド鎌クロス2』の2モデルです。

2006年に登場したサイドフロー型CPUクーラー「INFINITY」(後にMUGENに改称)から始まった無限シリーズは、サイズ製品の中では定番サイドフロー型CPUクーラーとして代を重ね、今回発表された『無限4』で4代目の製品となります。
ヒートパイプは先代『無限参』と同じく6本で、ヒートシンク本体は多少形状が変更されているものの、ざっくり見た感じでは大した変更点は無いように見えます。また、サイズの2013年第一弾製品として登場した『阿修羅』では、ベースユニットとヒートパイプの接続部がヒートパイプを潰さない設計に変更されていましたが、『無限4』では再び片潰し仕様に戻っています。
他方、ヒートシンクグラフィックで『阿修羅』を紹介した際に高く評価した、ブリッジ式リテンションは『無限4』にも採用されています。基板裏面からのネジ止め作業が必要であった『無限参』に比べ、取付時の作業性は大きく改善されることになりそうですね。
ヒートシンクとリテンションが一気に改善され、従来のサイズ製品から大きな進化を果たした『阿修羅』と、従来製品の間には大きな隔たりがありました。ヒートシンクは微改良でリテンションが最新式になった『無限4』は、登場時期こそ『阿修羅』より後ですが、このミッシングリンクを埋めるCPUクーラーと言った印象を受けます。
2007年に登場し、ヒートパイプをベースユニット上で交差させるという奇抜なデザインで注目を集め、ユーザー独自のカスタマイズが流行ったりもしたネタCPUクーラー『鎌クロス』が起源の鎌クロスシリーズは、2代目製品であった『グランド鎌クロス』が想像以上の冷却性能を有していたことが印象的な製品です。
今回発表となった『グランド鎌クロス2』は、シリーズ3代目の製品で、名前の通り『グランド鎌クロス』の後継製品となっています。ヒートシンクの形状は微妙に変更されているものの、ヒートパイプは4本、搭載ファンも140mm径ファンと、主要なスペックは先代の『グランド鎌クロス』と同等で、外観からも大きな変化は感じられませんね。
リテンションキットについては、『無限4』同様、新型のブリッジ式リテンションが同梱されているため、固いと不評だったAMD用リテンションや、悪名高いIntel向けのプッシュピンなど、『グランド鎌クロス』の欠点であったリテンション問題は解消されることになりそうです。
発売となるのは、サイドフロー型CPUクーラー「無限シリーズ」の最新モデルとなる『無限4』と、ネタCPUクーラーからトップフロー型CPUクーラーの上級製品へと躍進を遂げた鎌クロスシリーズの最新モデル『グランド鎌クロス2』の2モデルです。

阿修羅と従来製品のミッシングリンク発見される 〜 無限4
2006年に登場したサイドフロー型CPUクーラー「INFINITY」(後にMUGENに改称)から始まった無限シリーズは、サイズ製品の中では定番サイドフロー型CPUクーラーとして代を重ね、今回発表された『無限4』で4代目の製品となります。
ヒートパイプは先代『無限参』と同じく6本で、ヒートシンク本体は多少形状が変更されているものの、ざっくり見た感じでは大した変更点は無いように見えます。また、サイズの2013年第一弾製品として登場した『阿修羅』では、ベースユニットとヒートパイプの接続部がヒートパイプを潰さない設計に変更されていましたが、『無限4』では再び片潰し仕様に戻っています。
他方、ヒートシンクグラフィックで『阿修羅』を紹介した際に高く評価した、ブリッジ式リテンションは『無限4』にも採用されています。基板裏面からのネジ止め作業が必要であった『無限参』に比べ、取付時の作業性は大きく改善されることになりそうですね。
ヒートシンクとリテンションが一気に改善され、従来のサイズ製品から大きな進化を果たした『阿修羅』と、従来製品の間には大きな隔たりがありました。ヒートシンクは微改良でリテンションが最新式になった『無限4』は、登場時期こそ『阿修羅』より後ですが、このミッシングリンクを埋めるCPUクーラーと言った印象を受けます。
サイズ 『無限4』 | |
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型番 | SCMG-4000 |
レイアウト | サイドフロー |
ヒートパイプ数 | 6mm径×6本 |
重量 | 625g |
サイズ | 130mm × 88mm × 160mm (W × D × H) |
標準ファン | 120mm角25mm厚ファン ×1基 - 風量: 20.7 〜 79 CFM - 静圧: 1.18 〜 15.3 Pa (0.12 〜 1.56 mmH2O) - ノイズ: 5.3 〜 28 dBA - 電源: 4pinファンコネクタ(PWM制御対応) - サイズ: 120mm × 120mm × 25mm |
対応ファン | 120mm × 120mm × 25mm … (最大2基) |
対応ソケット | Intel LGA775/1150/1155/1156/1366/2011 AMD AM2系/AM3系、FM1/FM2 |
リテンションの進化が最大のポイント 〜 グランド鎌クロス2
2007年に登場し、ヒートパイプをベースユニット上で交差させるという奇抜なデザインで注目を集め、ユーザー独自のカスタマイズが流行ったりもしたネタCPUクーラー『鎌クロス』が起源の鎌クロスシリーズは、2代目製品であった『グランド鎌クロス』が想像以上の冷却性能を有していたことが印象的な製品です。
今回発表となった『グランド鎌クロス2』は、シリーズ3代目の製品で、名前の通り『グランド鎌クロス』の後継製品となっています。ヒートシンクの形状は微妙に変更されているものの、ヒートパイプは4本、搭載ファンも140mm径ファンと、主要なスペックは先代の『グランド鎌クロス』と同等で、外観からも大きな変化は感じられませんね。
リテンションキットについては、『無限4』同様、新型のブリッジ式リテンションが同梱されているため、固いと不評だったAMD用リテンションや、悪名高いIntel向けのプッシュピンなど、『グランド鎌クロス』の欠点であったリテンション問題は解消されることになりそうです。
サイズ 『グランド鎌クロス2』 | |
---|---|
型番 | SCKC-3000 |
レイアウト | トップフロー |
ヒートパイプ数 | 6mm径×4本 |
重量 | 760g |
サイズ | 175.21mm × 140mm × 140mm (W × D × H) |
標準ファン | 140mm径25mm厚ファン ×1基 - 風量: 37.37 〜 97.18 CFM - 静圧: 1.47 〜 10.0 Pa (0.15 〜 1.02 mmH2O) - ノイズ: 13 〜 30.7 dBA - 電源: 4pinファンコネクタ(PWM制御対応) - サイズ: 140mm × 140mm × 25mm |
対応ファン | 140mm × 140mm × 25mm … (最大1基) 120mm × 120mm × 25mm … (最大1基) |
対応ソケット | Intel LGA775/1150/1155/1156/1366/2011 AMD AM2系/AM3系、FM1/FM2 |
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