ぼちぼち自宅用のメインPCを組みかえようと思っているのですが、組み換え前と後で大体どの程度パフォーマンスに差がつくのか気になったので、CINEBENCH R11.5を走らせてみました。


i7-3930K@4.4GHz vs i7-2600K@4.8GHz


 冒頭のスクリーンショットにも写っていましたが、次の新PCには4.4GHz動作の『Intel Core i7-3930K』を搭載予定です。メモリはDDR3-2133動作の4GB×8枚構成で、ビデオカードは以前紹介したASUSのRadeon HD 7970搭載製品『HD7970-DC2-3GD5』です。

3930k


 一方、現在、自宅用のメインPCとして使っているPCは、CPUに4.8GHzまでオーバークロックした『Intel Core i7-2600K』を搭載しており、新メインPCで採用予定のi7-3930Kよりは高いクロックで動作しています。こちらはDDR3-2133動作の4GBメモリ4枚構成で、ビデオカードはGeForce GTX 480です。

2600K



CINEBENCH R11.5の結果


 実際に両環境でCINEBENCH R11.5を実行した結果が以下のスクリーンショットです。

まずはi7-2600K@4.8GHz。
CPU:8.95 pts 、 CPU(シングルコア):1.90 pts
2600K-CINE


そしてi7-3930K@4.4GHz。
CPU:12.77 pts 、 CPU(シングルコア):1.78 pts
3930K-4400


 全コアでテストを行うCPUのスコアは、6コア12スレッドCPUであるi7-3930K@4.4GHzがクロック差をものともせず圧倒していますね。この辺りは流石ハイエンドプラットフォームと言った感じです。

 CPU(シングルコア)では、動作クロックが400MHz高いi7-2600K@4.8GHzが1.2ポイント高いスコアを記録しているので、すべての場面で新PCの方が速いという訳ではありませんが、マルチスレッドに対応しているRAW現像などの高速化は期待できそうです。そうなれば、きっと更新ももっと捗ることでしょう。