検証用に使ってみたくなったので、PlextorのSATA 6Gbps対応SSD『M5 Pro Xtreme』の128GBモデルを買ってみました。

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仕様変更でやや評判を落としたPlextor製SSDの上位モデル


 Plextorの「M5P シリーズ」と言えば、安定したパフォーマンスと東芝の刻印入りNANDフラッシュの採用など、性能と品質の両面で高い評価を獲得し、SATA 6Gbps世代の定番SSDとしての地位を確立していた製品です。

 しかし、今年1月に内蔵基板やNANDフラッシュが変更された「M5 Pro Xtreme」が登場し、それが「Plextor M5P」と同品として販売されていたことが明らかになり、ちょっとケチがついてしまったようですね。パフォーマンスは同等であるとされていますが、こういうのを見ると、以前の職場で聞いた「良いブランドイメージは築くのに時間がかかるが、些細なことで失われるもの」って言葉を思い出します。



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テスト環境
CPU AMD FX-8350 (OC 4.5GHz)
マザーボード ASUS Crosshair V Formula (UEFI ver:1703)
メモリ DDR3-1600 4GB×4 CL9
ビデオカード GeForce GTX 550 Ti
電源ユニット SilverStone SST-ST75F-P
OS Windows 7 Professional 64bit SP1


 ちなみに、検証用に使ってみたいというのは、この「M5 Pro Xtreme」の性能を検証してみたいというのではく、マザーボードが備えるSATAポートのパフォーマンスを測定するのに使ってみたいという話です。

 チップセットが備えるSATA 6Gbpsポートはほとんどの場合高速なのですが、マザーボードメーカーが独自の追加チップで搭載したSATAポートは、そのコントローラ自体の性能や、どういう経路で接続されているのかにより、結構な速度差があったりしますからね。