SANDISK EXTREMEシリーズの32GB SDHCカード『SDSDX-032G-X46』を購入してみました。お値段は2,800円程度で、昔の高いSANDISK製SDHCカードのイメージを引きずっている私からすると、とても安く感じるお値段ですね。

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◆Class10とUHS-I対応に対応

 SDHCカードの最大容量となる32GBの容量を持ち、Class10およびUHS-I規格に対応する高速なSDHCカードです。パッケージや本体には「45MB/s」や「300X」など、転送速度の高さを謳う数値が記載されています。もっとも、最近は同じUHS-I対応製品でもより高速な95MB/sクラスの転送速度を実現する製品も登場していますから、45MB/sという転送速度は、そこまで圧倒的な速度という訳ではありませんね。

 ちなみに、『SDSDX-032G-X46』は海外向けパッケージを採用した製品で、国内向けには同程度のスペックの製品として『SDSDX-032G-J35』が発売されています。そのため、無期限保証のついている国内向けの『SDSDX-032G-J35』に対し、『SDSDX-032G-X46』は半年保証などで販売されている場合が多いようです。

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 さて、最後にCrystalDiskMarkのスコアを紹介します。測定は、BUFFALOのUSB3.0/UHS-I対応カードリーダー『BSCRD04U3BK』にカードを取り付け、ヒートシンクグラフィックで使っている機材(i7-2600K + ASUS MAXIMUS V GENE)のUSB3.0ポートに接続して行いました。

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 だいたい公称値の45MB/s程度の速度は出ているみたいですね。保証期間が多少気になるかもしれませんが、そこそこ高速かつSANDISKブランドの製品であることを考えれば、2,800円前後という価格はなかなか魅力的なのではないでしょうか。