デザイン的に気に入っていた「黒基板+G.SKILL ECOシリーズヒートスプレッダ」なメモリを購入してみました。本当はこの黒基板に、DDR3-1333用の白いスプレッダの組み合わせがカッコイイと思うのですが、まァこれはこれでなかなか…。

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◆ 1.35VでDDR3-1600 7-8-7-24-2Tを実現する低電圧メモリ

 G.SKILLの『F3-12800CL7Q-8GBECO』は、1.35Vという低いメモリ電圧が特徴のG.SKILL ECOシリーズの一つで、DDR3-1600@7-8-7-24-2T動作の2GBモジュール4枚セットな製品です。低電圧の割に低レイテンシで動作する点がポイントですね。

 4枚のうち1枚だけ、スプレッダの接着が緩いモジュールがあったので、とりあえず殻割してみました。チップ表面を見るとPSCのように見えますが、P67/Z68用メモリでよく見かけるPSCのチップとは側面の形状が若干異なるようです。ちなみに、基板はBrain Powerの8層基板『B83U854 1.00』でした。

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 先日購入したGeILの『GB34GB2000C9DC』同様、『F3-12800CL7Q-8GBECO』はIntel P55世代向けのメモリです。現在に至ってもIntel P67/Z68への対応が謳われておらず、うちの検証機(i7-2600K + ASUS P8P67)の組み合わせではスペック通りの設定だと手動・XMPとも起動に失敗してしまいました。

 他の検証機(FX-8150 + ASUS SABERTOOTH 990FX)ではスペック通りの設定で普通に使えるので、不良ではなく相性っぽいですね。Sandy Bridgeと古いメモリモジュールの相性は珍しいことではありませんね。ひょっとしたら、XMPのバージョンが1.1と古いのも多少関係があるのかもしれません。

 少し電圧を入れて試してみた感じでは、1.6V設定時にDDR3-2133@7-10-8-28-1TでMemtest 86+ v4.20が3ループ以上通りました。ただ、この設定では1.65Vまで電圧を上げないとSuper PI 32Mは完走しないという状況でした。それでもまぁ、上々の結果とは言えましょう。

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 デザインに惹かれて買ったメモリですので、オマケ程度に考えていたOC耐性が思いの他良かったのが嬉しい反面、SandyBridgeと相性問題が起こってしまったのが残念です。この分だとAMD環境用の検証メモリとして使うことになりそうです。背の低いメモリですので、CPUクーラーの検証にはちょうどいいかもですね。