現在検証中のThermalright『Venomous X Black』の写真です。サイトに掲載する記事用に撮影したものですが、サイトの更新にはまだ少し時間がかかりそうなので一部の写真をこちらで紹介します。

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 『Venomous X』をベースに、表面にブラックニッケルメッキを施したものとなっています。ハイエンドCPUクーラーとして長らく定番製品となっていた『TRue Black 120』と近い位置づけの製品ですね。メッキのクオリティに関しては、『TRue Black 120』の頃より上がっているような気がします。

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 ファン取り付け用のクリップが用意されており、120mm角ファンはリブなしタイプなら厚さを問わず取り付け可能で、140mm角ファンならリブの有無を問わず25mm厚ファンを取り付け可能です。

『Venomous X』自体が元々120mm角ファン向けに設計されているので、140mm角ファンを取り付けると結構はみ出しますね。見た目だと120mm角ファン取り付け時が一番しっくりくるような感じです。なお、Φ140mmファンもリブなしであれば取り付け可能ですが、ファンの振動を抑制するシリコンシートや防振ゴムは用意されていません。なお、Φ140mmファン取り付け時の写真を撮り忘れていたので、サイトのほうに掲載する時までに取り直しておきます。

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▲ 120mm角25mm厚ファン取り付け時

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▲ 120mm角38mm厚ファン取り付け時

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▲ 120mm角25mm厚ファン取り付け時


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▲ 140mm角25mm厚ファン取り付け時

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▲ 140mm角25mm厚ファン取り付け時

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▲ 140mm角25mm厚ファン取り付け時


 ベース部分が非常に綺麗な鏡面だった『Venomous X』同様、全体にブラックニッケルメッキを施した『Venomous X Black』のベース面も非常にクオリティの高い鏡面となっています。面自体は見方によっては凸面だったり凹面だったりする複雑な形状となっています。少なくとも完全な平面ではありませんね。

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 従来のThermalright製品はAMDソケット用のリテンションが別売りの製品があったりもしましたが、『Venomous X Black』にはAMDソケット用のリテンションが標準で同梱されています。このAMD用リテンションは取り付け方向選択可能なので、ケースのエアフローに合わせてIOポート側へ排気する方向でとケース天板へ向けての排気する方向、どちらにも対応可能となっています。

Intelソケット向けには『Venomous X』で採用されたものと同じ荷重調整機能付きのLGA 775/1155(1156)/1366共用リテンションが採用されています。

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 とりあえず今回はこの辺で。『Silver Arrow』についても近日中に掲載するつもりです。




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