先週の土曜日〜日曜日に掛けて、『T-Shooter Mod Extreme』でワールドレコードの獲得を目指して行った極冷OCの結果を紹介します。

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◆ WR狙いの秘策 〜 Pentium E6600 & Celeron E3400 〜

 さて、今回の極冷OCは『T-Shooter Mod Extreme』にワールドレコードを取らせることを目的だったわけなのですが、以前行った極冷OCの結果からすると、手持ちのCPUでは液体窒素でも使わない限りWRを取れる可能性すら無い状況でした。

にも関わらず、私がTwitterでたびたびWR獲得に自信があるという発言を繰り返していたのはなぜか。その答えが以下のCPUです。

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Pentium Dual-Core E6600』と『Celeron Dual-Core E3400』。

両製品とも今年の一月に登場したLGA 775対応のローエンドCPUなのですが、実はこの2製品WRの敷居が低かったのです。

私が極冷OCを行う前までにHWBOTに登録されていた記録は、『Pentium Dual-Core E6600』のハイクロックが4.6GHz、『Celeron Dual-Core E3400』に関しては何とWR未登録。こういう背景があったから、WR取得に自信があった訳ですね。なんともセコイ話ですが、「T-ShooterにWRを取らせる」と言う目的さえ果たせればそれで良いのです(キリッ




◆ WR達成? 〜 スキマを狙い過ぎたツケ 〜

 さて、ほぼWR達成の決まったような状況で極冷OCに挑んだ結果、『Pentium Dual-Core E6600』は従来のWRを600MHz以上も上回る5266.92MHzに到達してWR獲得。目指すべき記録の存在しなかった『Celeron Dual-Core E3400』は4978.95MHzまでOCすることに成功しました。

E6600

E3400

 という訳で、『Celeron Dual-Core E3400』がハズレ気味で5.0GHzに到達出来なかったものの、『T-Shooter』を使って2つのWRを記録することに成功しました…が、ここでまさかの落とし穴が。

せっかく記録を出したものの、HWBOTに『Celeron Dual-Core E3400』自体が登録されておらず、記録の登録が出来ないという事態に。スキマを狙い過ぎたツケが、まさかこんなところで来るなんて…。 orz


 結局、HWBOTに登録することのできたWRは『Pentium Dual-Core E6600』の記録だけということになりました。 …まぁ、一つだけでもWRを取れたのですから、良しとしておきましょう。

E6600-WR





◆ T-ShooterでもWRを取ることはできた!(セコいけど)

 ちなみに、今回の極冷OCでは、余ったドライアイスを使って『Core 2 Quad Q6600』や『Celeron Dual-Core E1200』など、手持ちで未検証だったCPUのオーバークロックも行いました。

当然WRを取ることは出来ませんでしたが、『Core 2 Quad Q6600』の記録がトップ100にランクインし、『Celeron Dual-Core E1200』は8位にランクインする記録を残すことができました。

 残念ながら『T-Shooter』にWRをプレゼントした『Pnetium Dual-Core E6600』は彼岸へと旅立ってしまい、Super PIなどの記録を残すことができませんでしたが、とりあえず「T-ShooterにWRを取らせよう」という計画は成功ということで。真面目なWRを狙う事を期待された方々に謝りつつ、スティッカムの配信でお付き合い頂いた皆様と期待して頂いた皆様に感謝いたします。

次は液体窒素を注いでみたいなー。(実現する日はくるのでしょうか…)






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