2009年10月16日

 10月6日から10日までの5日間に渡り幕張メッセで開催されていた『CEATEC JAPAN 2009』に、最終日前日の9日(金)参加してきました。閉幕から一週間近く立った今となっては、かなり今さら感が漂うネタではありますが、個人的に気になった事を少しずつレポートして行こうと思います。

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◆ GPUとVRAMをMCM実装。動作中もヒートシンクは不要

 自作PC向けの製品ではありませんが、AXELL CORPORATIONが『AG10』というちょっと面白いGPUを展示していました。

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 『AG10』は、上掲の写真のように解像度がXGA以下であれば4画面同時出力が可能となっており、主な用途としてはPOSシステムやATM、KIOSK端末などを想定しているそうです。製品的にはIntel組み込み機器向けチップセット対応製品とされており、デモ機はAtom搭載マザーボードにPCI Express x1で接続した状態で展示されていました。

 いくら4画面同時出力と言っても、解像度がXGAまでじゃツマラナイという気もしますが、この『AG10』で面白かったのは、デモの最中もGPU本体が完全にヒートシンクレスで動作していた点です。

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 『AG10』は、200MHz動作のGPUコアと最大転送速度6.4GB/sであるという32MBのVRAM 2個をMCM実装していますが、放熱用のヒートシンクなどは一切取り付けられていません。この点に関しては、ブース担当者がコア部分を手で触れながら低発熱性をアピールしていた程で、設置スペースやエアフローの制限が多い組み込み向け製品らしさを感じさせられました。



◆ まとめ 〜 自作PC市場向けGPUとは違う方向性の製品 〜

 ちょっと調べた感じでは、『AG10』はWindows XP/Vista(32bit)やLinuxなどで動作させる事が出来るようで、デモ機が行っていたXGA解像度での4画面出力の他に、SXGA(1280×1024)での3画面出力、WUXGA(1920×1200)での単画面出力が可能なようです。

 流石に自作PC向けに出回る事は無いと思いますが、GPUとVRAMのMCM実装やヒートシンクレスでの動作など、自作PC向けのGPUとは違う方向性を持った製品を見るのも面白いですね。


製品情報
・AXELL CORPORATION 『AG10』





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