いまさらではありますが、AMD-ATIの人気GPU『Radeon HD 4870』搭載ビデオカードのリファレンスモデルに採用されているVGAクーラーの冷却能力を検証してみました。
◆ 検証条件
今回、『Radeon HD 4870』に標準搭載されているリファレンスVGAクーラーの冷却能力を検証する方法として、3DMark06実行中のGPU温度を『AMD GPU Clock Tool v0.9.8』で測定する事にしました。
さらに、通常は静音性を重視してファン回転数を絞っている『Radeon HD 4870』搭載クーラーの真の実力を検証する為、ファン回転数をCatalyst Control Centerのプロファイルを弄って調整し、回転数毎の測定結果を比較しています。
なお、Catalyst Control Centerのプロファイルを弄ることで、『Radeon HD 4870』のファンの回転数を制御する方法は既に4Gamer.netで詳しく紹介されているので敢えてここでは紹介しません。
◆ 測定結果
では早速検証結果を紹介していきたいと思います。以下に掲載したグラフは3DMark06実行中の温度推移をグラフ化したものと、最高温度・最低温度・平均温度をファンの回転数毎にグラフ化したものです。
検証結果を見てみると、ファン回転数の違いが明確に温度差として表れているのは回転数20〜50%の間で、それ以上回転数を上げても大した温度差はついていません。
室温が今回測定した際の26℃よりもさらに低い場合などはもう少し差がつく可能性はありますが、ファンの回転数を50%以上に設定すると大した温度変化がない割に動作音は増大してしまう為、ほとんど意味がないと言えますね。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
動作音については個人の感覚により異なるかとは思いますが、回転数を30%以上にするとファンの動作音が耳につくようになり、50%を超える回転数では明らかに耳障りで常用しようとは思えないレベルの騒音となります。
個人的には、GPUコアの動作温度が80℃前後を維持するように回転数をコントロールしているAuto設定(=デフォルト)がお勧めですが、回転数を制御するなら20〜30%台で調整してみるとよいかと思います。それ以上は動作音がかなり大きくなってきますからね…。
最安値情報 …coneco.netより
・Radeon HD 4870搭載ビデオカード
・Radeon HD 4850搭載ビデオカード
今回、『Radeon HD 4870』に標準搭載されているリファレンスVGAクーラーの冷却能力を検証する方法として、3DMark06実行中のGPU温度を『AMD GPU Clock Tool v0.9.8』で測定する事にしました。
さらに、通常は静音性を重視してファン回転数を絞っている『Radeon HD 4870』搭載クーラーの真の実力を検証する為、ファン回転数をCatalyst Control Centerのプロファイルを弄って調整し、回転数毎の測定結果を比較しています。
なお、Catalyst Control Centerのプロファイルを弄ることで、『Radeon HD 4870』のファンの回転数を制御する方法は既に4Gamer.netで詳しく紹介されているので敢えてここでは紹介しません。
◆ 測定結果
では早速検証結果を紹介していきたいと思います。以下に掲載したグラフは3DMark06実行中の温度推移をグラフ化したものと、最高温度・最低温度・平均温度をファンの回転数毎にグラフ化したものです。
検証結果を見てみると、ファン回転数の違いが明確に温度差として表れているのは回転数20〜50%の間で、それ以上回転数を上げても大した温度差はついていません。
室温が今回測定した際の26℃よりもさらに低い場合などはもう少し差がつく可能性はありますが、ファンの回転数を50%以上に設定すると大した温度変化がない割に動作音は増大してしまう為、ほとんど意味がないと言えますね。
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動作音については個人の感覚により異なるかとは思いますが、回転数を30%以上にするとファンの動作音が耳につくようになり、50%を超える回転数では明らかに耳障りで常用しようとは思えないレベルの騒音となります。
個人的には、GPUコアの動作温度が80℃前後を維持するように回転数をコントロールしているAuto設定(=デフォルト)がお勧めですが、回転数を制御するなら20〜30%台で調整してみるとよいかと思います。それ以上は動作音がかなり大きくなってきますからね…。
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・Radeon HD 4850搭載ビデオカード
コメント
コメント一覧 (4)
にて、勝手ながら画像を引用させていただきました。
問題があれば管理者へのお問い合わせフォームよりご連絡ください
<(_ _)>
現在このブログの方針として、画像・記事全文の転載は基本的に禁止させて頂いておりますが、方針の掲載箇所が分かりづらいという現状と、利用内容を鑑みて今回に限り許可させていただきます。
なお、画像の引用は禁止ですが、ベンチマークスコア(数値)の引用は、元記事へのリンクと本サイトからの引用である事が分かる形をとって頂ければご自由に行っていただいて構いません。(スコアを元にグラフを作成して頂く事ももちろん可能です。)
なにとぞ、ご理解とご協力お願いいたします。
画像の転載は基本的に禁止ということですが、ようつべ動画も禁止なんでしょうか?
↓のページにて転載されております。
http://pc-benchmark.at.webry.info/200809/article_32.html
お返事が遅れて大変申し訳ありません。
ご質問頂いたYouTube投稿動画の転載に関してですが、YouTubeに用意されている埋め込みツールなどを利用して個人ブログなどに動画を掲載していただく事は特に問題ありません。ただし、面倒事を避けるため少なくとも以下の2点は必ずお守りください。
◇埋め込み以外での転載
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上記の2点に加え、YouTubeの利用規約を守って頂けるのであれば動画の転載に関して私に連絡していただく必要はありませんし、当ブログへのリンクなども不要です。(リンクはして頂けるとありがたいですが…)
個人的にYouTubeの埋め込みツールは「動画を紹介する」為のツールだと思っておりますので、それに準じて良識的な使い方をして頂ければ問題ないかと思います。