特に気になるネタがないので、ちょっと昔のお話をします。

私が最初にパソコンを手に入れたのは、高校に入学した時でした。

入学祝としてもらった、『ValueStar NX VC23/4XC』…懐かしいです。
しかし、もらった当時はパソコンの知識もなく、その上興味もなかったので、一年ほど机の上で放置していました。

しかし、あるとき動画をパソコンで見て見たいと思ったのがきっかけで、パソコンを使い始めることになりました。
で、気がついたのです。

「このパソコンじゃぁWMVやDivXは再生できない」

明らかにパワー不足でした。MMX Pentium 233MHzじゃあねぇ〜。

と言うわけで、何にも知識のない私は、ないなりに色々考えて、メモリ増やしてみたりしましたが、当然そんな事でなにが変わるわけでもなく、ずぅ〜っと動画はカクカクでした。

で、あるとき中古ショップで見つけたK6-2マシン(6000円)を衝動買いしました。

が、ちょっぴり速くはなったものの、所詮はどんぐりの背比べ、相変わらず動画はカクカクのまま。それでもこのマシンには、160GBのHDDを追加したり、テレビチューナーを搭載してみたりと、かなり長いこと遊ばせてもらいました。


そして、高校三年になったばかりのある日、新しいパソコンが欲しいと思うようになりました。そこで色々考えた結果、手元にある三万五千円で自作パソコンを作ろうと言う結論に達しました。

そして完成したのが、

CPU    Celeron D 320
メモリ   512MB DDR400
HDD    40GB+160GB

私の自作一号機です。この後、GeForce FX5200→メモリ1GB→HDD 160GB追加→RADEON X1600PRO と、徐々に強化してきました。


そして、今年の4月、中身を大きく入れ替えて、ほぼ現在のPCと同じ構成になりました。



こうして振り返って見て、私が一番楽しかったと感じていた時期は、K6-2時代ですね。

性能自体は現在のパソコンとは比べる対象にもなりませんが、出来る限り安く、そしてほとんど見つからないパーツを探して、毎日のように中古ショップに顔を出していた頃が懐かしいです。

あれがなければ、パソコン自作なんて一生出来なかったでしょうね。いろんな意味で良い経験だったのかなぁ〜と。



あ、念のために言っておきますが、MMX PentiumとかK6-2が出てきて、一体いつの時代の話だよと思った方もいるかもしれませんが、私がパソコンを初めて貰ったのは3年前で本格的に使い始めたのは2年前、初めて自作したのが去年の話です。

『好きこそものの上手なれ』
興味を持つことがパソコンに詳しくなるためのコツなんでしょうね。(私はそんなに詳しいわけではありませんが…)